マレーシアGPプレビュー・ダニエル・オーデット
マレーシアGP プレビュー
インタビュー:ダニエル・オーデット(マネージングディレクター)
Q:2007年シーズンが開幕し、SAF1がウインターテストで大きな進歩を遂げた様子がうかがえますが、メルボルンでのパフォーマンスに対するチームの感想を聞かせてください。
ダニエル・オーデット:チームにとっては、うれしい驚きだった。ウインターテストでのチームの努力、ブリヂストン・ポテンザタイヤに対する理解、そしてアンソニー・デビッドソンがチームに加わってくれたおかげだと思っている。琢磨がオーストラリアGPの週末を通して力強いパフォーマンスを見せてくれたことは言うまでもない。
Q:オーストラリアGPの予選は素晴らしい結果でしたが、今後、それがかえってプレッシャーになるということはありますか?
DA:オーストラリアの予選ではトラブルを抱えている有力チームもあったので、あの予選順位が本来のSAF1の実力を指し示すものとは思っていないが、初めてふたりのドライバーが予選第2セッションまで進めて、琢磨が第3セッションまで残れたことは、とてもうれしく思っている。マレーシアの予選でも15位以内に食い込めれば最高だ。
Q:SA07は今週初めてテストを行ったわけですが、どうでしたか?
DA:アンソニーがオーストラリアのスーティルとのアクシデントでの怪我から完全に回復していないなど、いろいろとあったが、タイヤの比較、空力やセットアップの評価など、通常のルーティン作業はすべて終えることができた。それ以上に重要なのは、セパンにいるドライバーたちがレースの週末の前に蒸し暑い気候に身体を慣らすことができたことだ。
Q:来週のマレーシアでは、SAF1チームにどのようなパフォーマンスを期待しますか?
DA:これまでと同じように全力を尽くすのみだ。グリッドに並ぶ他のマシンの信頼性も向上しているので、ポイント獲得も難しくなってくるが、トライするよ!
Q:今年、チャンピオンシップ優勝が狙えるのはどのチームだと思いますか?
DA:チャンピオン争いは2006年とほとんど変わらないと思う。フェラーリ、マクラーレン、ルノーといったチームだが、BMWやホンダも意外な活躍ぶりを見せるのではないかと思っている。
Q:そのようなチャンピオンシップ優勝を狙うトップチームよりはプレッシャーが少ないと思いますか?
DA:チャンピオンに輝くことも、トップ10フィニッシュを遂げることも、プレッシャーとしては同じだ。チャンピオンシップの10位以内でシーズンを終えるのは、我々にとってはとても重要なことだ。チャンピオンシップの分配金を得るには10位以内に入らなければならないことがコンコルド協定で定められているので、11位である我々にとってはプレッシャーも大きい。SUPER AGURI F1 TEAMは小規模チームなので予算も厳しいし技術的なリソースも限られているが、今年は2006年よりも大幅に準備が整った状態でシーズン開幕を迎えることができた。チャンピオンシップの10位以内でシーズンを終えることは、資金面でもステータスとしても、我々にとっては非常に大きな意味があるんだ。
30 March 2007
Leafield, UK
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